猫耳姫とメガネ王子
「また、遊びに来るといい。壱にも息抜きが必要だからね」


先に食べ終わったおじさんはそう言い、気をきかせてリビングのソファに座ってくれた。




ダイニングからその様子を見て、私はホッと息を吐き出したのだった。

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