猫耳姫とメガネ王子
学校に行かなくなってから、毎日鈴からメールが来る。


それは些細な出来事だったり、この前自慢していた男の人との進行状況だったり。


その日によって違う内容だけれど、私にはそれがすごく嬉しかった。


だって、昼間でもこの格好じゃ外になんて出られない。


壱の部屋か、自分の家で暇な日々を送るしかないのだ。

< 427 / 473 >

この作品をシェア

pagetop