猫耳姫とメガネ王子
「し……しっぽは見なくてもいい!!」


ツンッとそっぽを向くと、壱は「あっそ」と呟き、取った帽子をかぶせてきた。


「見ただけじゃなにがどうなってるのかわからない。


とりあえず制服に着替えて来い。

スカートから尻尾が覗くようなら下にジャージをはくといい」


「はぁい……」


壱にそう言われ、私はおとなしく自宅へと引き返したのだった。
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