空想学園



――――――キーンコーンカーンコーン



とある中学校のチャイムが朝のホームルームの始まりを告げた



まだ電気もつけられていない教室の扉を、人相の悪そうな中年教師が開ける


「・・・えーと」


中年教師の目の前には、誰もいない殺風景な机と椅子だけが並ぶ教室が存在する。
ただ静かにカーテンが揺れ、空っぽの席が誰かを待っている。


「今日も0か・・・」

呆れたように吐き捨てた言葉を今日も呟き、気だるそうに中年教師は教室を去っていった。


残された教室では、満たされた愛情がゆっくりとすり減り始めていた。




『空想学園』-end-
< 23 / 23 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

誰が為のだいせんそう
泳太/著

総文字数/420

絵本・童話2ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
さぁ武器を置いて!裸でダンスでも何でも僕がするから! それでさ、うん、武器は全部食べてあげる さぁ君は家に帰ろう、温かいご飯を食べよう
フレアップ!!上巻
泳太/著

総文字数/57,103

青春・友情232ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
-男VS女- 『女なんて嫌いだぁぁぁあ!!!』 そして女に打ち勝つために男たちは動き出す 青春コメディ喜劇!! * 感想ありがとうございます
唄われる愛よ、僕の手を握れ。
泳太/著

総文字数/388

恋愛(純愛)2ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「平戸 風汰(フウタ)」 高校3年。千尋と恋人関係。 けれども千尋に気掛かりな部分がある。 「立川 千尋(チヒロ)」 高校3年。風汰と恋人関係。 「平戸 あお」 高校1年。風汰の妹。風汰と千尋がキスするところを目撃し、ある感情を抱く。 手が空っぽになる------ それが酷く疼く-------- 願わくば、唄われる愛よ、僕の手を握れ。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop