<コラボ小説>偉大な緑の協力者~トリガーブラッド~
第六章 障碍で知る事実

お手上げ?

 ベリルに無理やり手を引っ張られ、表の通りに出たアザムだったが手を払いベリルの手から離れる。

「かまわんが付いてこい」
「……」

 そう言ってベリルは自分の車まで駆け足で向った。

 直進なのだが遅いので後ろを確認すると、物凄く不機嫌顔で付いてくるアザム。
(ある意味、依頼以前の問題だな……)

 ベリルのピックアップトラックまでとりあえずは付いてきたが、上目遣いでベリルを睨み付ける。
 助手席のドアに体重を任せ待っていたベリルは軽くため息を吐いた。

「乗るんだ……」
「……ちっ」

 舌打ちを見せて嫌そうに助手席に座る。乗った事を確認したらドアを閉め自分も乗り込むが、刺さりそうなくらいの視線を向けている。
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