PURELOVE
楓★嫌われた…?
昨日、寝た……


寝ちまったよ、俺…


立川からメール来るの(実は)待ってたのに…


睡魔には勝てなかった。


昨日も練習ハードだったからなぁ~


と、自分に言い訳してみる。


何はともあれ、今日は俺がメール送んなきゃな…




そんなことを考えていたら、とっくにHRが終わっていた。


「よぉ!楓!」


「よぉ!って一輝、もうHR終わったけど?」


「まぁ、そうだろうな!」


「また朝っぱらから彼女と会ってたのか?」


「あったり前!付き合い始めてから欠かさず続けてるからな」


「すげぇ~!まじ(ある意味)尊敬するわ!」


「お前も頑張れよ♪…で、昨日どうだったわけ?」


「…いや、それが…」


「どうしたんだよ?まさか嫌われるようなことしたのか!?」


「…そ、そうかもしれない」


「お前、セクハラ発言したのか?な?したんだな?」


そう言いながら、俺に近寄ってきた。


「ち、ちげぇよ!メールしてる途中で寝ちまったんだよ…」


「あ~ぁ、それはやべぇな!まじやべぇよ!嫌われちゃったかもしれねぇな~。女はマメに連絡取り合っていたいもんなんだぞ?あ~ぁ…」
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