Crazy Love
「いや……俺も、大人気ない事してごめん」

理央をしっかりと抱き締め、素直に謝る。

「理央には理央の付き合いがあるんだし、それをどうこう言うのはいけなかったよな。理央は俺のことちゃんと見てくれているのに、男友達にヤキモチ妬いたりして」

「和也、私のこと、嫌いにならないで……」

理央は俺に回す手にさらにギュッと力を込めて、理央にしては珍しい頼りない声で言った。

そんな理央に俺からゆっくり口付ける。
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