【実話】だだ漏れ日記
オッサンは
ナニかを期待するような
潤んだまなざしを私に送ったり、
 
手をうしろで組み
かわいこぶりっこしてみたり、
 
必要以上に
荒い息を発してみたりしていた。
 
 
 
 
始めは私も
 
『今この人の頭の中は
 妄想が暴走して迷走し、
 もう何か凄い事に
 なってルンだろうなぁ…』
 
などと思いながら、
シカトしていたのだが、
ふと魔が差した。
 
 
 
 
『もしこの人に、
 サイン的なものを送った場合、
 一体この人は
 どんな反応をするンだろうか』
 
 
 
 
そう思ったのだ。
 
 

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