★まいんどはーと★
 




事前にお母さんに貰った、亮司お兄ちゃんの家…じゃなくて…ルームシェアの鍵を手に取り出した




「これで、中にっと…」




「あんた、…誰?」




「…へ?」




う…わ


すっごい美少年…




鍵穴に入れようとしたら、突然…すっごい美少年に呼び止められた




うっわー、ヤバいくらいにさらさらな薄い茶色の髪



吸い込まれそうなきれいな茶色の瞳




まさに!!



び、美少年…





「…人の話、聞いてんの?あんた」




やや低い声で、あたしにそう言った美少年は…



怖いぐらいに綺麗だった…



「あ、えっ…と…」




な、何…慌てんのよ!!
あたし!!




でも…あたし、完全に美少年に見とれてたし…




なっ!!


何、思ってんのよ?!




あたしのバカ!!




 


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