体育館に響く音


「勝たなくていいの。

試合を楽しめればいいんだよ」


「………」


「楽しんで。
ほら、いってらっしゃい」


あいつは優しく背中を押してくれた。


びっくりした。


嬉しかった。


その時俺はあいつに恋をしたんだ。
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