体育館に響く音
「累ーっ!!俺はお前を信じてたぞー!!」
そう言いながら
突進してくるレオ先輩をよけ、
観客席のあいつの前に
見上げる形で立った。
「累ーっおめでどうぅぅ」
あいつは顔を涙で
ぐちゃぐちゃにしながら
祝いの言葉を贈ってくれた。
「俺はっお前がっ…!!」
そこまで言って口をつぐむ。
「??」
あいつはキョトンと
して首をかしげる。
うっかわいい…っ!!
「おっ俺はっ…」
言え!!
言え!!自分!!
けじめをつけるんだ!!
勇気を出して俺は叫んだ。