月の満ち欠け 巡る星々【詩】

*風のように

「風のように」


鋼のように強くなりたい

そして 風のように

緩やかに流れるように

そこにありたい。


鋼だけでは
己自身も再び傷つく

故に 風も共にその身に孕み

前に向いて進みたい。


背負った傷が

深いのか浅いのか

私には解らない。


しかし

この先にあるかもしれない

新たな傷は

私を強くするのだろうか。


2010.3.26
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