奏愛-最強彼氏に愛されて-
*Ⅰ* 孤独な蝶
ひらひらと舞い散る桜たち
そのピンクの景色の中にひとつの純白
桜と共に地面に舞い降りたその蝶は
もう二度と動かない・・・
また一匹、孤独な蝶が死んでいく・・・
蝶が死んで行くのを見ているだけの毎日
人は私を蝶のようだというけど
私は蝶のように死ぬことはできないの
それでも自分に生きている意味を
見つけられなかった私に
生きる意味を与え、見つけさせてくれたのは
貴方だった・・・
あなたを永遠に愛する事を誓います・・・