~Snow White~『最終巻』
駅のコインロッカーに荷物を
預けていた。


明日の朝
出発前に荷物をとって行こう


そんなことを考えていた。



華のマンションに来ることはないと
思っていたのに
今、騒がれたら全てが
水の泡になる


危機感に陥った。


今夜の華は、いつもの華とは違った。


情熱的で激しくて


こんな姿を見たのは初めてだった。


智久は、華の動くままに
受け入れた。


明日の今頃は
もしかしたら雪湖を抱いている
自分を想像しながら

 ごめん…雪湖…


そう何度も謝った。


 男って情けない・・・・・・

心と裏腹でも女を抱ける。
ここに愛はなくても


充分に体は反応する・・・・・


 俺は汚れてんな……

冷静な自分がバカにしていた。
< 265 / 397 >

この作品をシェア

pagetop