ダイエット大作戦!
「ちょっ!!待って!」


そう言って出した私の手を掴まれ、私はギュッと目を瞑った。

すると、頬に柔らかい感触がして目を開けた。


「ここにキスされると思った。」


私の唇をトントンと指で叩いて二ヤッと笑った。


私は恥ずかしくなり顔を真っ赤にして俯いた。


「姫香ってまだでしょ?」


「何が?」


「キス。」


その言葉に私はさっきより顔が赤くなり、火が出そうだった。
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