ダイエット大作戦!
夏休み
夏休みに入り、ゆっくり寝れると私は夏休み初日から爆睡していた。


「……ちゃん。姫香ちゃん!」

何か声が聞こえると思ったが、夢だった思い私は布団から出ないでいた。


「姫香ちゃん!遅起きは体に悪いぞ!」


いきなり布団を剥ぎ取られ目の前を見るとそこには、結城さんがいた。


「キャ~~~!」


いきなりの事で悲鳴をあげると輝が急いで部屋に入ってきた。

「お嬢様!どうしたんですか!?あっ……」


結城さんの存在に気づき、輝は目をパチクリさせていた。


「結城さん。こんな所にいたんですか。探しましたよ…」


「いや~。ゴメンゴメン。姫香ちゃんが起きてるか気になってさ~。驚かせてゴメンね姫香ちゃん。」


「いっいえ…」


私がそう言うと輝は咳払いをした。


「とりあえず、お嬢様はこれからお着替えと朝食をおとりになりますので、結城様は少しお待ち下さい。」


「わかった。」


結城さんはそう言うと部屋から出て行った。
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