ダイエット大作戦!

スパルタ

数日たつと輝は熱が下がり元通りになっていた。


「お嬢様。大変ご迷惑をおかけしました。今日は大丈夫ですので、お嬢様の夏休みの宿題を見させてもらいます。」


私はこの言葉に、唖然としていた。


(輝に勉強見られる…)


輝は同じ歳のくせにとても頭が良く、説明もわかりやすくて良いのだが、厳しいため私はいつも逃げていた。


「お嬢様。今日は逃がしませんからね。」


二ヤッと笑い私を見てくる輝に私は冷や汗をかいた。


「わかったわよ!逃げなければ良いんでしょ!」


「そうでございます。では後ほど。」


そう言うと、輝は部屋から出て行った。
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