恋のMELODY
「良い天気ですねー!!」
「ええ。とても!」
空は雲1つない晴天だった。
気持ちいそよ風が吹く中、私と郁は村へと続く道を歩いていた。
「村へ行くの?」
「ふふっ♪秘密です♪」
しばらく歩くと郁が足を止めた。
「柚様!目、つぶってください♪」
「目?・・・つぶったよ」
「そのままですよ♪」
郁に言われるままキュッと目をつぶった。
郁は私の手を引いて少し歩きピタッと止まった。
「柚様~!開けていいですよ!!」
パッと目を開いた。
目に映ったのは・・・!!