好きだよ。

・スカウト・

私の名前は神崎愛。

まぁ普通の女の子・・・・・・

あの日あの場所にいなければ普通の女の子だったかもしれない。

でも今では普通じゃないかも・・・・しれない。




愛「・・・ったく、遅いんだから・・・」

私は友達を待っていた。

でも待ち合わせよりもう1時間はたっている。

携帯は繋がらないし・・・

愛「もしかして事故とか・・・?」

独り言を呟いていた。



?「はい、えっ?今からですか?・・・でも」

隣のお姉さんが仕事の電話をしていた。

?「・・・じゃあ探してみます。はい、失礼します」

電話が終わった瞬間、そのお姉さんはため息をついた。

?「・・・はぁ」

愛「・・・どうしたんですか?」

・・・・やっちゃった。

私の悪いくせ。

知らない人でもため息をついていたら

どうしたの?って聞いてしまう。

?「・・・・・・へ?」

愛「・・・あ、気にしないで下さい~すみません~(苦笑)」

?「・・・君、芸能界に興味ない?」

愛「へ?私・・・ですか?」

?「そうよ。興味・・・・あるわよね?」

愛「ありま・・・・」

?「そうね、ありがとう!!あるのね★」

強制的に「興味ある」と言わされた。

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