Love Forever
「ごめん」

何も言わないあたしに、
ただただ、優ちゃんは謝った。

「もういいよ」

「亜月・・・俺・・・」

何?何を言うの?

聞くのが怖くて、それを遮る。


「優ちゃん。もう大丈夫」


何が大丈夫なのだろう・・・。

聞きたいことがいっぱいあるのに。

でも今ここで、
聞いてはいけないような気がする。

それと・・・聞くのが怖い。

何を言われるかわかんないから・・・。

だから聞かない。

話してくれるまで待つ。

まぁ、いつになるかわからないけど・・・。



家に帰って、
布団に入ってもそれが消えることはなかった。

不安と・・・謎。
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