愛す
――「…慎、車止めて。」
勇悟が突然車を運転している慎に言った。
「ぁ?」
突然止めろと言われて慎も顔をしかめた。
「いいから!早っ!」
――勇悟に言われ慎は道の隅に車を止めた。
『勇悟?どうしたの?』
「せっちゃん、こっからは歩いて行こっ!」
『「はっ?」』
慎とはもった。
――もっと緊急事態かと思った自分が情けない…。
「良いから、行くよ!」
っと言い捨て勇悟はさっさと車から降りてしまった。
――仕方なく私もそれに続く。
「…ちょっと待って。」
勇悟は私を残し小走りで車に乗ったままの慎の元へ行き、何か耳打ちをし笑顔で戻って来た。