、ほんとは好きだよ…
光は誠二君と知り合ってからというもの、よく私に連絡してきていた。

誠二君はあの初めて会う日より前から光を知っていた、と知った光は嬉しそうに私に電話してきた。


『誠二君って本当にいい人なの。優しくって、爽やかで。やばい、……かなり好きかも。』

そう、光は話していたのだ。

いつもモテモテの光がこんな風になるのはみたことがなかった。


「そろそろ、くっつくかな?」

「え?光ちゃんの方も誠二に好意もってるっぽいの!?」

私は頷く。

「そっかぁ。誠二は本当頼りになるいい男だよ。クリスマス、頑張って告白するようにいってみようかな、俺。」

「じゃぁ私達は告白のお手伝いしますか!」
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