、ほんとは好きだよ…

2人で

私と新君は体育祭以降2人でいることが増えた。

体育祭での出来事を光と直ちゃんに話すと、2人は自分のことのように喜んでくれた。

「そっかぁ。良かったね優姫!」

「信じられないよ。ずっと私の片思いだと思ってたのに。」

「2人の問題だから言わなかったけど、新が優姫のこと好きなこと、夏休み位から私は気付いてたよ?新は幼馴染みだからね!わかるよ。」

直ちゃんにそう言われ、私って鈍いのかな?なんて思っていると……

「……ねぇ、直?」

光が少しいいづらそうに切り出した。

「今だから言うけど、気付いてたんでしょ?……染谷君が優姫の前に誰を好きだったか。」

「えっ……?」

思わず声を出したのは私だった。
そんなこと、考えたことなかった。

「……うん。それも何となくだけど。ごめんね?優姫。」

「直ちゃん……。」
< 64 / 313 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop