咲き乱れる桜の木の下で
第一章 不思議な子



俺は津山修也(ツヤマ シュウヤ)。


もうすぐ高校2年生になる男だ。


サッカー部の練習を終え、
ため息をつきながら
俺は歩いて帰るところだった。


「はぁ……疲れた。
春休みくらいもう少し
休みが多くてもいいのになぁ…」


よしっ!!

気分転換にあそこに行くかっ!!


俺は方向を変え、
あの場所へ行くことにした。


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