一口雑話 覚え書き

◎看板に偽り有り

看板に偽り有り



と、評判です。
はい、私的に一番書き易いハイファンタジー物をいの一番に公開してはみたんですが。

筆遅っ!!

ケータイで休み時間だけなので、1日1頁も無理なんですよねorz

君姫はドタバタ劇のつもりだったんですが、キャラを細々書きすぎでしたorz
主役2人の立ち位置が出揃いません。
マーナオの性格が暗いのが原因な気もします。

表紙と中身の差が、すでに詐欺だよorz


さてさて、
平城京や平安京をイメージして作ったので、陰陽師という言葉は使いません(この頃は陰陽寮の役職名)が、
いわゆる陰陽師と式のお話です。
資料は脳内だけの完璧ハイファンタジー。
頭がマンガ用なんだなぁ。としみじみorz

が、頑張ります。



◎◎ネタメモ◎
私は悩んでいた。
山道を随分転がして、腹も減ったし手洗いも行きたい。
そこに食い物屋が現れた。
普通はラッキーと思うだろう。
なのに何故躊躇うのか。
店に下がっている看板が問題なのだ。

『世界で2番目に不味いムサカ屋』

不味いというのが、ネガティブキャンペーンの手段なのは分かる。
看板に偽り有りってヤツだ。

ウロウロしながらしばらく悩んだ後、私は意を決して店の戸を開けた。
カラランとドアチャイムが鳴り、店員がにこやかにやって来た。
「いらっしゃいませ。一名様ですか?」
「あの。一つ聞きたいんですが」
道を聞かれるとでも思ったのか、店員の笑顔が少し崩れる。が、構わず続ける。
「『ムサカ』ってなんですか?」



ムサカ ― ギリシャのスタンダード料理。
知らない同年代に話すとたいがい「ムスカ?」と聞かれる。

生まれて初めて映画館で見た宮崎アニメは魔女宅。そんなラピュタ世代。
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