一口雑話 覚え書き
1月睦月january

○九死に一生スペシャル

九死に一生スペシャル



大腸癌を治療し一年半以上。
8月にも検査したはずが、

卵巣に転移してた。


10月に具合が悪くなり、
もの食べられなくなり、腹がドンドン膨れてきて、
11月上旬に病院でCT撮ったら
卵巣が腹の中を埋め尽くしてた。
そのころには、
腹は卵巣から漏れる浸出液―腹水で腫れ上がり、
胃や肺は圧迫され動くこともままならず、少し動けば吐く始末。

そして11月半ばに行われた緊急手術は六時間にもおよび、
腹を開く長さ二十センチ、出血量は腹水込み4リットル。



と、
見事に九死に一生スペシャルと題せる特番が組めそうな様相を呈していました。

5月にCT撮ったから、
半年もいかないうちにこんな状態なんて、若いって怖いね。



卵巣癌が直径12㎝とあまりにもデカすぎて、
もう片方の卵巣・子宮・大腸と接触しえらい拡大していたので、フルで摘出。

お腹の中身がごっそり消えましたよ。



癌としてはステージⅣ、
腹膜播種という、お腹の中のあちらこちらに癌細胞がとっちらかってるものの
とりあえず助かったので
目標は長生きです。


IPS細胞からの癌治療やら、重粒子線治療やら、
未来にむけて皆さん頑張ってるからね。

自分はその未来に行くのを目標にします。


なんでそんなにポジティブで、暗くならなくて、死が怖くないのか?

と、なんとなく皆さんそんな顔されるんですが、

絶望と死の恐怖が同時に来てたら負けてたかもだけど、
絶望は持病で使いきったし。
死の恐怖は、前回の時に
「このメンタルには坂口安吾だ!」
と、読みまくって抜け出したからかと。

自分のメンタルに合わせて、小説や映画をみるのが
メンタル強い理由かも。



◎◎ネタメモ◎

坂口安吾は昔の小説家?エッセイスト?……作家です。
著作権切れしてるので、すべて青空文庫で読めます。
泥にまみれても生きる気力の湧く、戦争の時代を生きた作家の価値観は少し重いと思います。
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