Nightの誘惑
そういえば…


「今日土曜なのにマスターだけ?」


普通ならもうすぐ混み始める時間。


俊介さんがいないのはおかしいよね?

「あー、シュンは休み。代わりに別のバイトが来るよ。」


休み?!

どういうこと?


今日…約束したじゃん。


休むなんて…最悪。


「なんで休みなの?」


「んー?」

クルクルッとマドラーで回してから、私の前にグラスを置く。


キレイに透き通ったブルー。


「どうぞ。メニューにないオリジナルだぞ。」


「わぁい。ありがと。さすがはマスター!」


口の中に広がるスッキリ感と優しい甘さ。


「美味しい。炭酸も気にならないし、飲みやすい」


「だろ?ヨウの好み分かるのは俺だけだしな。」




ん?なんか…ちょっと意味深な発言のような…




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