Nightの誘惑
こんな状況なのに、俊介さんに求めるられてる事が心地好いなんて…。


「…ごめんな。なんか、困らせてるよな…俺。」


「…え…っ?」



スルリと離された手は徐々に熱が放散されていく。


「出ようか…」

俊介さんの言葉に小さく頷いた。


私…悪いことしちゃったかな…

なんか元気ないよ、俊介さん…。


ごめんね…。



支払いを済ませ外に出た私たちは何処に行くわけでもなく、ただトボトボと歩き始めた。



「あのさ…」

少し前を歩いていた俊介さんが突然立ち止まる。


「俺…待ってるよ。…ヨウが…ちゃんと向き合ってくれる時まで。」


振り返った俊介さんは、優しくてとても穏やかな目をしていた。





…うん。


ちゃんとケジメつけるから…。







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