Nightの誘惑
「やっぱ…ね。なんとなく気づいてた」

「え?いつ?なんで?」

慌てふためく私を見て呆れたように笑った。


「何年付き合ってると思って?ヨウが惚れる瞬間くらい簡単に分かるよ」


バレてないと高をくくってた自分が可笑しくて…


自分でも呆れた。


「さすがは智香。観念して全部話しますわ」


メールや電話、会った時の会話や想い…



それから…


智香が見たと言う、あの日の事も。





< 85 / 87 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop