君のクローバー
「はーやーくー!あと1分くらいで学校やで、カンバー」


華燐が沙南にむかって叫ぶ


「何で走りながら叫べるんやて・・・
 華燐やったら1分かもやけどー!うちの足やと3分はかかるのー!」


そうこうしているうちの華燐、学校に到着


「沙南ーーうち先入っとるねー遅刻はごめんだから☆」


そういって華燐はとびっきりの笑顔だけ残して沙南をおいて
入学式に向かう


「あー!おいてくなーーー」


沙南の叫びも虚しく華燐はもうすでにいなかった
 
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