Strawberry & Bluesky

さてと。




会長もおるし、無難に今日はカレーでええか。







数十分かけてカレーを煮込む。



冷凍庫にエビとイカがあったんでシーフードカレーや。












「おっまたせ~。会長、カレーは当然たべれるやろ?」



「ハイ。イタダキマス…」



「あああー!彗蓮が男の為にカレーを作るだなんて…!!」



「あなた、いい加減にしとき…?!」






まだやってたんかい。



このアホ両親共は。











「どや会長?口に合うか?」



「…ホントに驚きだ。まさか彗蓮にこんな特技があったなんて…。百合に言ったら爆笑しそうだ」





会長、も一つたんこぶ増やしたいんか…!?



素直に美味しいって言えへんのか!!








「ハイ。オイシイデス」




うむ。



初めっからそう言っておけばええのに。

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