99通目のラブレター
「瀬戸ー、ちょっとこいー」
「…はーい。」
呼ばれた方を見ると、教室のドアから顔を出した担任の姿があった。
大体、呼ばれた内容はなんとなくわかった。
後ろから聞こえる、お前なにしてんーと友達のはやす声を耳にして、俺は教室から出た。
「…なんすか」
「瀬戸、お前進路、どうする?」
ほらみろビンゴ、と、それは俺の想像通りの内容やった。
俺の返事を聞く前に、担任が口を開いて続ける。