君に届けたくて



「どうしたの?」


不安げに灯美ちゃんが言う。


「大丈夫だよ。
それにしてもおっきい山が
出来たよね!!
想斗君、この山の隣に
立ってみて!!」


私は何もなかったかのように
笑って振る舞った。


「?」


不思議そうに思いながらも
想斗君は言われた通りに
砂山の隣に立った。


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