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終幕
全部思い出した
私は優歌をいじめてたんだ
そして自殺に追い込んだ
目の前の優歌を見上げた
すると優歌は微笑んだ
「復讐しにきたの。あなたからは私の自殺をすべて消して変わりに今まで私が生きていたという設定の記憶を埋め込んだ」
「詩織まであんた追い込んでバカみたい。またいじめを繰り返してばかみたい」
……
「更正してたら見逃してもいいかな思ったけど全く更正してないしね」
-----------だから今から復讐するの-------------
頭の中で声が響いた
低くて鈍い声
いつか聞いたことある
けどもう考えられない
タイムリミットみたい
血が滲む
なにが起こったかわからないけど
瞬間的に何かが起こった気がした
ｱｧﾓｳｲｼｷｶﾞ
ｻｲｺﾞﾆﾋﾄｺﾄ
ｱﾅﾀﾓｲｼﾞﾒﾆﾊｷｦﾂｹﾃ
ｷｯﾄｺｳｶｲｽﾙ
私みたいにね
