大嫌いだって愛しい
…………
「おい優、どういう事だ」
入口の前でけして総長部屋に入ってこない良平が俺を見つめる。
どういう事だ?
そんなの俺が知りてーよ
今までずっと我慢してきていたのに
自分を押し殺してきたのに…
ひかるの首筋に見えたマークが許せなかった。
晃のものだと言われたような気がして
いまだベットの横に立ち尽くす俺には
晃への怒りと
ひかるへの気持で
いっぱいいっぱいだ。
「お前、何て顔してんだ」
本当 俺は今どんな顔をしているんだろう
きっと人には見せられないほど酷く情けない顔なのだろう