大嫌いだって愛しい



……………




静まりかえる室内



二人だけの部屋に

煙草を吐く音だけがこだまする。




充さんが意図的に良平逹を部屋から出したのが分かった俺は




あえて口を開かなかった。




「なぁ、優」




「はい」




やはり先に声を出したのは充さんで



持っていた煙草を灰皿に押し潰す




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