大嫌いだって愛しい
一番手前の部屋に入った私達を迎えたのは
良ちゃんと陸斗
「お疲れ様です」
私と尚也に水のペットボトルを手渡す陸斗は
年下なのに本当出来た奴だと思う。
私は良ちゃんの隣のソファーに深く座ると
ペットボトルを口にした。
さっき優と女の光景を忘れたわけじゃない…
むしろ、頭から消えない
「どうしたひかる?元気ないな」
いつもの私じゃない事に気付いたのか
良ちゃんが私の頭を
ポンポンした
「んー、何でもない」