汚いエッセイ
飲み食いしながら、いろいろと話をした。


初めは警戒していた部分もあったが、実際は危ない事など全く無かった。

話してみて、すぐわかったよ。

優しくて、細かい気配りのできる年上の人。けっこう気が合う。


加えて、互いに初対面だから、共通の知り合いはいない。気に入らない奴の愚痴だって言い合える。

少し前に初めて会ったとは思えないほど、俺は彼女に気を許していた。

楽しい時間だった。



ふと、キスされた。

彼女は抱きついて、俺の耳元でささやいた。
< 14 / 112 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop