汚いエッセイ
現実に戻ってみる。

俺はピンクちゃんと喋ったことないんだけどね。だからこそ、話してるのを聞いていたいと思うよ。

豚女よ、ピンクちゃんと話しなさい。できるだけ楽しい話を。できるだけ美しい話を。


俺は見ていたいのさ。恐ろしいほどの早口で、話しているあなたを。
笑ってるあなたを。


そして、見えそうで見えない。あなたのパンツを。


いつもと同じ朝の時間に、また会えることを祈ってる。

そのうち、いつか話せたりしたらいいなぁ。
いつかパンツ見れたら、すっごく嬉しいなぁ。


嗚呼。足を組むのをやめないでおくれ。
日に焼けた天使よ。


そんな時、
「なんて下品な奴だ!」

ピンクのカバンが、その子の守護霊のように、俺を一蹴した気がした。
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