汚いエッセイ
それから一年ほど過ぎた。

俺は普通の学校生活を送った。

女の子と付き合い、彼のことを思い出すことは無くなっていた。


俺は二年生になり、体育祭があった。

そこに彼が来ていた。

髪を金にして、派手な服を着て、ヤンキー風の友達と集まっていた。


変わらずかっこいいと思った。

俺のことは覚えていないらしい。俺から話しかけたりはしなかった。


少し離れて、ただ見ていた。

隣に彼女らしい人がいた。

未だに少し嫉妬している自分がいて、少し笑えた。


彼が最初で最後。
初めて惚れた男だった。
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