初恋*初彼
"ピーンポーン"
「真理ー
友里だよ~」
すると、奥から真理の声がした。
「はぁ~い!!
ちょっとまって~」
…
"ガチャ"
しばらくして、ドアが開いた。
「友里~
久しぶり!!急だったから部屋汚くて、ごめんね?」
そう言って、抱きしめられた、あたしはあたふたしていた。
「いいよ!
あたしこそ急にごめんね?」
そう、連絡したのは、今日の朝。
もう少しあとの予定だったけど、
どんどん家から離れたくなってくるから、
母が買い物でいない午前中を狙って
置き手紙だけおいて家をでた。
あたしの携帯には買い物から帰った母からの
着信やメールが
携帯がパンクしそうなくらいきていた。
でも、踏ん切りをつけるため、
着信拒否設定にしたりしていた。