婚約者の秘密♪

組長、登場

「もう信じらんないっ!!」



私は思いっきり達也を睨んだ。



今、私達は着物に着替えて本家に向かっている。(本家は着物着用が義務になってんだよ!)


結局あの後、達也は時間になるまで離してくれなかった。


しかも背中やらいろんなところにキ…キスマークまでつけられていた。



「今から達也のお父さんに会うのにあんなことして!」



ちゃんとしなきゃいけないのに…信じらんないッ!



「仕方ねぇだろ。“お仕置き”なんだから。お前が悪い」


達也は笑いながら言ってくる。



「別に悪いことしてないのに。しかも‥キッ…‥キスマークまでつけることないじゃん//」


恥ずかしくなって後のほうが小さくなる。



< 121 / 284 >

この作品をシェア

pagetop