婚約者の秘密♪
【第6章】春の運命の歯車

桜の蕾の側の協会で

――――――――――…
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あれから少しの月日が流れた。















「優羽。忘れ物ないか?」



「うん。大丈夫」



「じゃあ、行くぞ」



達也が手を差し出してくれた。



私も笑って手を重ねた。



「いってきまーす!」


そして私達は家をでた。




そう。
今日は達也と私の結婚式です。




あのプロポーズの後、お互いの両親に結婚のことを話した。



智和さん、紗幸さん、私のお母さんは大喜びしてたんだけど…ただ1人、お父さんだけは首を振らなくて…



『絶対、許さん!』



と断言してしまった。



まぁ、お母さんがなだめてくれて最終的には認めてくれたけどね。



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