あたしの意地悪不良彼氏

LoveфⅢ幸せは一瞬にして


コンコン。

凌の部屋のドアを叩いても凌は一向に出てくる様子がない。

……入っていいのかな。

ガチャ。

あたしは、静かにドアを開いた。
…鍵、空いてる。

暗い部屋の中をゆっくりゆっくりと歩いて行く。

寝てるの?








ううん。

凌は出なかったんじゃなくて出れなかったんだ。


だって凌は。

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