都会の魔女
「まあね。

でもあいつ、私が魔女だってことを知っているみたいだったわ。」

「え!?
じゃあ、やっぱり僕たちの邪魔しにきたの??」

「どうかしら。
でも敵にしては、スキが多すぎるけど。

それにあの男、人間じゃないわね・・・・・」

「人間じゃないって・・・

ますます危ないじゃん!
イシュ、気を付けてよ。

もう豆大福なんか受け取っちゃダメだよ!!」

「えー、どうしよっかなぁ。」

「もう、イシュったら・・・」


目立たぬようにひっそりと暮らしていたイシュたちの前に 突如現れた謎の男 アビー。

いったい何者なのか。
そして何が目的なのか。

はたまたイシュは豆大福の誘惑に勝てるのか。

静かだった生活に何かが起きようとしていた。
< 225 / 345 >

この作品をシェア

pagetop