都会の魔女
次の朝
明日香は目覚まし時計に起こされ部屋から出てくると、顔を洗ってダイニングの方に行った。

キッチンでは母が朝食の準備をしていた。

「あれ?おにいちゃんは?」

いつも明日香より先に起きて新聞を読んでいる亮介はそこにはいなかった。

「まだ起きてこないのよ。
珍しいわね。

具合でも悪いのかしら?

ご飯ももうすぐできるから、明日香起こしてきてくれる?」

「ふあーい。」

そう言って明日香は眠そうに兄の部屋の前に立った。
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