都会の魔女
「おっと、それはどうかな。

その日記はここに置いて行ってもらう事になっているんでね。」

明日香は日記をギュッと胸に抱え
「絶対にイヤ。」
と言った。

「じゃあ、死ぬしかないな。」

森田は銃の安全装置をはずし、引き金に指をかけた。
そして明日香に照準を合わせた。


その時

バサバサバサバサ

上の方で音がした。

森田が音のする方を見ると、黒い影が1階の梁の部分にとまった。

それは様子を見守りにきた、アズラエルだった。
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