【解離性同一性障害の恋人】

※解離性同一性障害(多重人格障害)


幼児期などに繰り返し強い心的外傷を受けた場合、自我を守る為にその心的外傷が自分とは違う「別の誰か」に起こった事だとして、記憶や意識などを高度に解離してしまう事がある。

その状態が進み、「別の誰か」になっている間の記憶や意識の喪失が顕著になり、「別の誰か」が一つの独立した人格を持って居るかの様になって、自己の同一性が高度に損なわれた状態。

患者は「別の誰か(交代人格)」になっている間の事を一切覚えていないことが多く、交代人格は普段の自分(主人格)とは独立した記憶を持っている。


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