愛した分だけ返ってくる
恋は盲目

愛を語るには若すぎた

「撃たないの?」

「撃って欲しい言い方…やめてよ」

カチリ

拳銃…握るのははじめて。

だけど、

「早くしろ」

後ろでコンクリートに背中を預けながら見張りをしている男に急かされた。

言われなくても、やる

私はターゲットに再度集中した

でも

心臓がうるさい

怖い

まるで私に拳銃が向けられているようだ

目の前の男が

ターゲットが

恋人が

私に見えた





「大丈夫だよ。知ってて付き合ったんだから」

突然、男が口を開いた。

そんな、優しく微笑まないで。

私の拳銃がセットした位置から少しズレる

その隙を突かれた



ターゲットが逃げた

私は不意を突かれて拳銃が下がったまま

次の瞬間、

バーン…



< 7 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop