ドーンッッッ!!




「人の死を一生かけて背負って行く事ってさ、別に悲しい事だけじゃねぇんだよ。


その人の意思を受け取って、それを自分の生きる糧にする。


人って、その連鎖で生きていけるんじゃないかな」




時間はかかるかもしれない。


大切な人の死から立ち直れないかもしれない。


それでも俺は、忘れたりなんかしたくないんだ。



どんな風に両親が生きて、どんな風に妹が笑っていたか。



思いだすと、何だか『生きてる』って感じがするんだ。



天涯孤独だった俺の家族。



みんなを覚えててやるのは俺しかいないんだから。



何が何でも生きてやろう、って決めたんだ。






「骨だけになっても、気持ちはまだ俺の心に残ってる。


…なあ、ルナ。


きっと、お前よりも、俺の方が早く死んじまうだろう。



そしたらさ、俺の事ずっとずっと覚えててくんねぇかな…?


俺が寂しくないように、たまにで良いから想い出してくれよ。



お前が星に帰っても、俺だけはみんなを忘れない。


その代り、お前も俺の事を忘れないでいて…」




家族は居なくなり、残されたのは、俺だけ。



もし、これから先も一人だったら---……。



そう思ったら、口が勝手に動いてしまっていた。




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